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夢想家の時計師
トーマス プレシャーによる
神秘的な自動巻きのダブルアクシス トゥールビヨン
 
一つの夢想、それはトーマス プレシャーが製作する時を刻む彫刻の出発点です。
これまでの多軸トゥールビヨンの中心的な構成要素をさらに完璧な形で外から見えるようにするという発想に基づいて、トーアス プレシャーは息をのむような新しい芸術作品を製作いたしました。
 
神秘的な動く時を刻む彫刻
 
時間とトゥールビヨン、カレンダー、ローターだけが外から見えます。ムーブメントは完全に隠れています。
 
ムーブメントの場所は、ベゼルに隠れていますが、ケース内の左と右にあります。場所が限られていることから、ムーブメントの部品はケース内の両側に配置しなければならなかったわけです。
 
後に、ハンモックに横になりながら、垂直に振れるローターを持った自動巻きのムーブメントをこの時計に搭載させるというアイデアが生まれました。この並はずれた芸術作品を完成させるためには、この時計の心臓部である、振れるテンプを持つ 脱進機は、コンスタントフォース機構を持つフライング ダブルアクシス トゥールビヨンであるべきだと考えました。
 
この作品にさらにカレンダーを付けようという発想は、巨大なブランコに乗って揺れている人々を眺めていたときに浮かびました。カレンダー表示をローターと一緒にして、重力によってカレンダーがローターの上で常に水平状態になるようにしようじゃないかと思い付きました。
この神秘的な時計は透明なので、時計をどちら側からもつけてみたいという欲求が自然に湧いてきます。カレンダーがローター上に配置されているので、それも十分可能です。時計のどちらの面が上を向いているかに関係なく、常にカレンダーを読むことができます。
 
これらのすべての表示を調和させて配置するために、技術と並んでデザインにも大変注意を払いました。
 
対称性を保持するためにリューズは二つ使用しました。リューズの一つは巻き上げのためのもので、もう一つは時間とカレンダーを調整するためのものです。
この二つのリューズはメインとなる対称軸を形成しています。片側のローターともう一つの側の時間表示装置が、視覚的にバランスが取れているようにする必要があったのです。そこで、時間(hour)と分(minute)を表示する二つのドラムの間に立体的な月をはめ込みました。
 
最後になりますが、回る軸上に配置され、一本のアームに支えられたダブルアクシス トゥールビヨンは、対称軸の中で回転しています。一分ごとに二方向に動くよう調整されているので、揺れを見ていると、見る者は文字通り完全に引き込まれてしまいます。.
 
息をのむような動く彫刻品の誕生です。
 

 

 

  
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